映画『ハウルの動く城』に登場する、ソフィーの帽子屋。あの可愛らしい作業場が、ジブリパークで見られるって知っていましたか?
本記事では、ソフィーの作業場が「どこにあるのか」、どうやって回るのか、グッズ情報や見学の注意点まで、ジブリファン必見の情報をわかりやすくまとめました。
初めてジブリパークに行く方にも、安心して楽しめる内容です!
ソフィーの作業場はどこにある?エリアと場所を解説
ジブリパークの「魔女の谷」にあります
ジブリパークの中で「ソフィーの作業場(帽子屋)」を見られるのは、魔女の谷エリアです。このエリアは2024年3月に新しくオープンしたばかりの最新スポットで、『ハウルの動く城』や『魔女の宅急便』など、魔法がテーマの作品を体験できる場所になっています。
ソフィーの作業場は、映画に登場するあの帽子屋を忠実に再現した建物で、魔女の谷のメイン通り沿いに位置しています。看板には「Hat Shop(帽子屋)」の文字があり、建物の正面には可愛いショーウィンドウも設置されており、通りすがりでもすぐに分かる目印になっています。
建物の外観は映画そっくり!写真映え抜群
外観はまるで映画から飛び出してきたかのような再現度!石造りの壁や、くすんだパステルカラーの窓枠、アイアン調のサインなど、「ヨーロッパの小さな街角」にあるような可愛らしさがそのまま表現されています。
訪れた人の多くが、建物の前で記念撮影をしており、インスタやXでも「ソフィーの帽子屋、可愛すぎる!」と話題になるほどです。
中には入れる?予約は必要?
帽子屋の建物の中は、自由に見学可能です。ただし、入場者数をコントロールするために入場規制が行われることもあります。チケット自体は「魔女の谷」エリアへの入場券のみでOKで、帽子屋専用の予約は不要です。
混雑時には順番待ちの列ができることもあるので、午前中や閉園前など、空いている時間帯を狙うとスムーズに見学できます。
ソフィーの部屋やインテリアの再現度がすごい
建物内部には、ソフィーが帽子を製作していた作業スペースが再現されていて、アンティークのミシンや裁断台、色とりどりのリボンや布地、帽子の型などが美しく並んでいます。細部まで映画に忠実で、「あのシーンだ!」と感動する人も多いはず。
まるで自分が帽子屋の一員になったかのような気分で、ゆったりと作品の世界に浸れます。
実際に帽子が作れる?体験コーナーの有無
2025年現在、ソフィーの帽子屋には実際に帽子を作る体験コーナーは設けられていません(※2025年9月時点)。しかし、展示として帽子の製作工程を紹介するボードや、完成した帽子の展示などがあり、ものづくりの雰囲気を味わうことができます。
将来的にワークショップが始まる可能性もあるので、ジブリパーク公式サイトや現地スタッフの案内を随時チェックしておくのがおすすめです。
ソフィーの作業場の回り方と所要時間の目安
魔女の谷のどこにあるの?
ソフィーの作業場は、「魔女の谷」エリアの中央通りにあります。ジブリパーク内では、「ハウルの城」の近く、キキのパン屋の向かい側に位置しており、初めてでも比較的見つけやすいです。
看板に「帽子屋」や「Hat Shop」と書かれているので、写真や建物の雰囲気を見ながら歩けばすぐに発見できます。
入場から建物見学までの流れ
魔女の谷に入場するには、専用のチケットが必要です。時間帯によって入場制限があるため、事前に予約した時間に合わせて入場しましょう。
入場後は、案内マップをもらえるので、それを見ながらソフィーの帽子屋へ向かいます。見学は自由形式で、靴を脱ぐ必要はありません。カメラ撮影もOK(一部フラッシュ禁止)なので、落ち着いて見て回れます。
見学にかかる時間はどのくらい?
内部はコンパクトな造りになっているため、見学時間は15〜30分ほどが目安です。ただし、細かいインテリアをじっくり見たり、写真撮影を楽しんだりすると40分ほどかかることもあります。
建物の外でも写真を撮る人が多いので、帽子屋の前で10〜15分並ぶケースもある点に注意しましょう。
混雑を避けるための時間帯は?
魔女の谷の中でも人気のスポットなので、11:00〜14:00の間は特に混雑します。
おすすめは開園直後(10:00〜10:30)または、夕方16時以降の見学です。
ジブリパーク全体の来場者が引き始める時間帯を狙えば、建物の前でも人が少なく、スムーズに入場できる可能性が高いです。
写真を撮るおすすめスポットも紹介
ソフィーの帽子屋は、正面からの撮影が定番ですが、斜め45度から撮ると建物の奥行きや立体感がきれいに写ります。また、隣にあるベンチや街灯と一緒に構図に入れると、「映画の世界に迷い込んだような雰囲気」が出ておすすめです。
夜になるとライトアップもされ、昼と違った表情の帽子屋を撮影できるので、時間に余裕があれば日没後の訪問も検討してみてください。
ソフィーの作業場に行く前に知っておきたい5つのこと
チケットは「魔女の谷」付きが必要
ソフィーの帽子屋があるのは「魔女の谷」エリアなので、ジブリの大倉庫のみのチケットでは入場できません。
「魔女の谷エリア」が含まれているチケットを購入する必要があります。
ジブリパークのチケットはエリア別に購入するスタイルで、チケットぴあやローソンチケットなどで予約が可能です。毎月10日発売(翌月分)なので、予定が決まったら早めにチェックしておきましょう。
チケットの選び方を間違えると、せっかく現地に行っても帽子屋が見られないので注意が必要です。
見学は自由?ガイドあり?
ソフィーの作業場は自由見学形式です。ガイドツアーはありませんが、展示の中には解説パネルや映画に登場した道具の説明が丁寧に書かれているため、ガイドがなくても十分に楽しめます。
展示物の写真撮影は可能ですが、一部の展示はフラッシュ撮影禁止になっているため、注意しましょう。
また、混雑時はスタッフが入場者数を制限することがあるので、スタッフの指示には必ず従ってください。
雨の日でも安心して見学できる?
はい、ソフィーの帽子屋は完全な屋内施設なので、雨の日でも安心して見学できます。建物自体がしっかりした造りで、玄関にも屋根があるため、外での順番待ちもある程度は雨をしのげます。
また、「魔女の谷」エリア全体にも屋根付きの通路や、軒下で雨宿りできるスペースが多いため、雨の日の訪問でも楽しめる構造になっています。
とはいえ、足元が滑りやすくなるので、雨の日は滑りにくい靴を履いていくのがベターです。
小さな子ども連れでも楽しめる?
ソフィーの帽子屋は、小さな子ども連れにもおすすめの見学スポットです。内部には段差がほとんどなく、ベビーカーでも入ることができます(一部混雑時は入口に置くよう案内されることもあり)。
展示も視覚的にわかりやすく、帽子やミシン、裁縫道具など「子どもの目線でも楽しめるアイテム」がたくさんあります。ただし、展示品には触れられないため、触ってしまいそうな年齢の子どもには、事前に注意しておくとスムーズです。
おすすめの服装や靴は?
魔女の谷エリアは屋外の石畳や階段も多く、少し歩き回ることになります。動きやすい服装&歩きやすい靴で行くのが鉄則です。
とくに春〜秋は日差しが強いので、帽子や日焼け止め、タオルなども持っておくと便利です。
また、帽子屋で写真を撮るときには、「ソフィー風」や「ヨーロッパ風」な服装で行くと写真映えバツグン!
ちょっとしたロングスカートや、くすみカラーのワンピースなど、世界観に合うコーディネートも楽しんでみてくださいね。
ソフィーの作業場グッズは売ってる?お土産情報まとめ
帽子や布小物のオリジナルグッズ
ソフィーの帽子屋では、映画の世界観を反映した帽子モチーフのオリジナルグッズが販売されています。たとえば、つば広帽子をモチーフにしたキーホルダーや、花飾りのついたヘアアクセサリーなど、日常でも使える可愛いアイテムが揃っています。
他にも、ソフィーの使っていた裁縫道具をモチーフにしたピンクッションや小さな布製ポーチなど、手芸好きにもたまらないアイテムが人気です。
魔女の谷限定アイテムとは?
魔女の谷エリアでしか買えない限定グッズも多数あります。ソフィーの帽子屋を象ったミニチュア建物フィギュアや、映画のキーアイテムをかたどったステッカーや缶バッジなど、「ここでしか買えない」魅力的なお土産がずらり。
中でも人気なのが、帽子屋のロゴが入ったミニトートバッグやアンティーク風の裁縫箱。
これらは数量限定で入荷されることが多く、早めの時間帯に売り切れてしまうこともあるので注意が必要です。
ソフィー風デザインの雑貨が人気
ジブリ作品の中でも『ハウルの動く城』はファッション性が高く、ソフィーの落ち着いた色合いの服装や小物が好きな人も多いですよね。
帽子屋のグッズコーナーでは、そうしたソフィー風の落ち着いたデザインの雑貨も取り揃えられています。
たとえば、くすみカラーの布製がま口や、淡い色合いのハンカチ、刺繍入りのコインポーチなどは、幅広い年代の方に人気。自分用にもプレゼント用にもぴったりです。
グッズはどこで買える?ショップの場所
ソフィーの帽子屋の隣にある「魔女の谷ショップ」で、関連グッズを購入することができます。帽子屋の中では展示のみなので、グッズは必ずショップでチェックするようにしましょう。
店内は比較的広く、ベビーカーでも入りやすい設計になっています。レジは混雑することがあるため、午前中や15時以降など、混雑を避けた時間帯がおすすめです。
ネットで買える?オンライン情報も紹介
2025年9月時点では、ソフィーの帽子屋グッズの多くはジブリパーク現地限定となっており、オンライン販売は行われていません(一部例外を除く)。
ただし、三鷹の森ジブリ美術館のオンラインショップや、どんぐり共和国の通販サイトなどで似たコンセプトの商品が販売されている場合もあるので、どうしても買えなかった場合はそちらをチェックしてみましょう。
とはいえ、帽子屋でしか買えない限定グッズの魅力は格別。ぜひ現地でお宝探しを楽しんでみてください。
魔女の谷には他に何がある?一緒に楽しみたいスポット
ハウルの動く城(建物内部も見学OK)
魔女の谷の最大の目玉ともいえるのが、あの「ハウルの動く城」。
映画に登場するゴツゴツした金属と煙突が特徴的な外観を、実物大に近いサイズで再現していて、まさに圧巻のスケール。パークに入ってすぐに目に入るランドマーク的存在です。
建物の内部は見学可能で、ハウルの部屋や居間、あの動くテーブルや暖炉などが精密に再現されています。ファンなら涙モノの空間で、写真撮影もOK(一部制限あり)。
ソフィーの帽子屋とあわせて回ることで、『ハウルの動く城』の世界を存分に味わえます。
キキのパン屋&カフェ
『魔女の宅急便』に登場するキキのパン屋「グーチョキパン店」も、魔女の谷の中にあります。店内は本物のパン屋として営業していて、ジジの焼き印入りのパンやお菓子、ドリンクが楽しめます。
カフェスペースも併設されており、天気の良い日はテラス席で休憩するのもおすすめ。
お昼前には売り切れてしまうパンもあるので、午前中のうちに立ち寄るのがベストです。
メリーゴーランド「フライングマシン」
魔女の谷のもう一つの人気スポットが、メリーゴーランド型アトラクション「フライングマシン」。ジブリ映画の飛行シーンをイメージしていて、子どもから大人まで楽しめる乗り物です。
レトロな乗り物に乗って空を飛ぶような気分を味わえるこのアトラクションは、1周約3分。待ち時間も比較的短めで、家族連れにも人気のアクティビティです。
※身長制限・年齢制限があるため、小さなお子さん連れの方は事前に確認を。
魔女の家(クラルテの家)
魔女の谷には、「クラルテの家」と呼ばれる小さな魔女の住まいもあります。こちらはオリジナル設定の展示施設で、ジブリ作品には登場しないものの、魔法の道具や不思議なインテリアが楽しめる隠れた人気スポット。
部屋の中には魔法の薬棚や謎の本、光るランプなど、子どもがワクワクする仕掛けも満載。
ちょっとしたファンタジー体験がしたい人にはぴったりです。
写真スポットとして人気の風景ベスト3
魔女の谷は、写真映えするスポットが多いエリアとしても知られています。以下の3つは特に人気:
- ハウルの城の正面広場:建物全体をバックに撮れる大定番
- ソフィーの帽子屋前の街灯とベンチ:映画のワンシーンのような雰囲気
- パン屋テラス席の看板越しの風景:レトロ感のある町並みを切り取れる構図
時間帯や天候によって光の入り方も変わるので、ぜひ何枚も撮ってみてください。
まとめ
ジブリパークの「ソフィーの作業場(帽子屋)」は、2024年オープンの「魔女の谷」エリアにあり、映画『ハウルの動く城』の世界観を忠実に再現した体験型スポットです。
建物の外観・内装ともに映画そのままの雰囲気で、ソフィーの作業机やミシン、帽子の型などがリアルに展示されており、ジブリファンなら必見の場所となっています。
自由見学形式で、チケットは「魔女の谷」エリア付きが必要。混雑を避けるには午前中か夕方の訪問が狙い目です。
また、帽子屋のグッズやお土産も充実していて、可愛いアイテムがたくさん。さらに、「ハウルの動く城」「キキのパン屋」「クラルテの家」など、魔女の谷には他にも楽しめるスポットが盛りだくさんです。
ぜひ、事前にスケジュールを立てて、ソフィーの帽子屋で素敵な時間を過ごしてくださいね。
コメント