ジブリパークの大人気スポット「ネコバスルーム」。映画『となりのトトロ』に登場するふわふわのネコバスに実際に“乗れる”とあって、特に子ども連れファミリーから大好評です。でも気になるのは、「予約って必要?」「誰でも乗れるの?」というポイント。
この記事では、ネコバスに乗るための整理券のもらい方や注意点、対象年齢、混雑状況、そしてネコバス以外の“乗り物系体験”まで徹底解説!ジブリパークでネコバスに確実に出会いたい方、必見の完全ガイドです。
ネコバスに乗れる場所はどこ?ジブリの大倉庫の見どころ
「ジブリの大倉庫」内の“ネコバスルーム”
ジブリパークで大人気の「ネコバス」に乗れるのは、エリア内にある「ジブリの大倉庫」の中です。館内の一角に「ネコバスルーム」と呼ばれるスペースが設けられており、ここにリアルなネコバスが再現されています。ふわふわのボディ、笑ったような顔、大きな目――まるで映画『となりのトトロ』からそのまま飛び出してきたかのようなクオリティに、子どもたちはもちろん、大人も思わず歓声を上げてしまうほど!
このエリアは、パークの中でも特に子ども向けの体験型展示が充実しており、ジブリの世界に“入りこめる”貴重なスポットとして知られています。
どんなネコバス?映画そのままのリアル再現!
ジブリパークのネコバスは、まさに映画『となりのトトロ』の中でサツキとメイが乗ったあのネコバスを完全再現。毛並みのふわふわ感、窓の中の座席、ボディのカーブ、どれをとっても非常にリアルで、クオリティの高さに驚かされます。
体の中に入ることができるようになっており、実際に座ったり、ジャンプして遊んだりすることも可能(※対象年齢制限あり)。ネコバスの中にはクッションのようなシートも用意されていて、ぬいぐるみのまっくろくろすけがたくさん詰め込まれている様子も見ることができます。
触れる?写真は撮れる?中の様子を紹介
ネコバスの中は自由に入ることができ、ぬいぐるみや座席などにも触れられます。ただし、基本的に子ども専用のエリアとなっており、小学生以下の子どもたちが自由に遊べる仕様になっています。
写真撮影については、保護者が外から撮る形でOKとなっており、中に入る子どもの記念写真をしっかり残すことができます。明るい照明と広めのスペースがあるので、ぶれずに撮影しやすいのも嬉しいポイント。
ネコバスのサイズや特徴も解説
ジブリパークのネコバスは、子ども数人が中に入ってもゆったりできるサイズ感。中で軽くジャンプしたり、よじ登るような動きもできるよう、作りが丈夫に設計されています。
本体の素材はふわふわした布地とウレタン系の柔らかいクッション材。爪や歯などの細かい部分も、ぬいぐるみ風に優しいデザインとなっており、小さな子どもが安心して遊べる工夫が随所に見られます。
他に同じフロアで見られる展示は?
ネコバスルームの周辺には、他にも「なりきり名場面展」や「空飛ぶ飛行機の模型展示」、ジブリ映画のワンシーンを再現した大型セットなどがあり、子どもから大人まで楽しめる空間になっています。
ネコバスで遊ぶまでの待ち時間も、近くの展示で退屈せずに過ごせるので安心。ネコバス目的の方は、早めにジブリの大倉庫に入館し、まずネコバスルームを目指すのが鉄則です!
ネコバスに乗るには予約が必要?入場システムを解説
事前予約制ではないが制限あり
ジブリパークのネコバス体験は、実は「事前予約」はできません。ジブリパークのチケット予約時に、ネコバスの体験だけを個別に予約するようなシステムは用意されていないのです。ただし、ジブリの大倉庫への入場チケットを取得していることが必須条件となります。
つまり、ジブリの大倉庫に入館できなければ、ネコバスルームへも行けないという仕組み。そのため、ネコバス体験を希望する場合は、まずジブリパークの公式チケットサイトやローソンチケットなどで「ジブリの大倉庫」入場枠を予約しておく必要があります。
チケットは1ヶ月以上前から発売され、特に土日祝日は早期に完売する傾向があるので、計画的に取得しましょう。
入場チケットに「ジブリの大倉庫」枠が必要
ジブリパークの入場券はエリアごとに分かれており、「青春の丘」「どんどこ森」「魔女の谷」など、行きたい場所に応じて選べます。しかし、ネコバスは「ジブリの大倉庫」内にしか存在しないため、他のエリアのチケットだけでは体験できません。
この大倉庫チケットが取得できていれば、ネコバスルームには“入る権利”がある、という形になります。ただし、ここで注意したいのは「体験できるかどうか」は別問題という点。なぜなら、当日の混雑状況によっては整理券制となるからです。
入館後のネコバスルームへの整理券方式とは?
ジブリの大倉庫に入ったあと、ネコバスルームが混雑している日は、その場で整理券を配布するシステムが導入されます。入館してから係員の案内に従い、整理券をもらう必要があるため、開館と同時に動くのがベスト。
整理券には体験時間が指定されており、「〇時〜〇時の間に来てください」という形式です。一日の配布数には上限があるため、早い者勝ちとなります。
特に土日祝日や長期休暇期間は、10時ごろには整理券の配布が終了してしまうこともあるので、必ず開園と同時に行動を開始しましょう。
当日分がなくなることも!早めの来館がカギ
ジブリパークの開園時間は基本的に10時〜17時(曜日により変動)となっていますが、ネコバスを体験したい場合は9時30分〜10時前には到着しておくのが理想です。
なぜなら、大倉庫のオープンと同時に多くの家族連れがネコバス目当てに並び、早々に整理券が配布終了になることがあるからです。特に小さなお子さんを連れている場合は、早めに動いておけば安心です。
予約不要でも“実質抽選”状態に注意
「予約不要」と聞くと気軽に感じますが、実際は整理券が取れなければ体験できない=実質的には抽選状態とも言えます。
そのため、「ネコバス目当てで行ったのに乗れなかった…」という声も少なくありません。確実に体験したい方は、なるべく平日を狙うか、開園前から並んで早めに大倉庫に入ることを強くおすすめします。
ネコバスは子ども限定?年齢制限の詳細と理由
ネコバスに乗れるのは「小学生以下」
ジブリパークの中でも特に人気のある「ネコバス体験」ですが、実は乗れるのは小学生以下の子ども限定という年齢制限が設けられています。中学生以上の子どもや大人は、残念ながらネコバスの中に入って遊ぶことはできません。
このルールは公式に明記されており、現地の係員の方も年齢確認を行うことがあります。身長制限ではなく、あくまで「年齢ベース」での制限となっている点に注意が必要です。
子どもがネコバスに乗っている間、保護者は周囲から見守る形になります。写真撮影は自由にできますので、お子さんが中で楽しんでいる姿をしっかりカメラに収めることができます。
中学生以上・大人は見学のみ
「ネコバスに乗りたかった…」という声は大人にも多く、ジブリファンにとってはちょっと残念に感じるかもしれません。しかし、中学生以上や大人はネコバスルームに入室することはできても、ネコバスに触れたり中に入ったりすることはできません。
ルーム内の通路からネコバスを眺めることは可能なので、写真を撮ったり、子どもが遊んでいる様子を眺めたりすることは十分に楽しめます。
また、ネコバスルームは全体がかわいらしく装飾されていて、壁や天井にもジブリらしい世界観が広がっているため、見るだけでも満足感の高いスポットとなっています。
体験できる内容(座れる?中を歩ける?)
小学生以下の子どもが体験できるネコバスの内容はとてもユニーク。中に入ると、ネコバスの背中部分がクッションになっていて、座ったり寝転んだりすることができます。
また、車体の内部は歩いて移動できるようになっており、まるで本当にネコバスに「乗っている」ような感覚を味わえます。内部にはたくさんのまっくろくろすけが詰まっており、ふわふわした空間で自由に遊べるのが大きな魅力です。
このような体験型展示は、子どもたちの感性を刺激し、思い出として強く残るでしょう。
子どもと一緒に写真は撮れる?
保護者はネコバスの中に入ることはできませんが、ルーム外や周囲から撮影することが可能です。ネコバスの顔の正面、車体横からのアングルなど、撮影スポットも複数あります。
おすすめの撮り方は、ネコバスの窓越しに中の子どもを撮る構図や、ネコバスと一緒に記念写真を撮るようなポーズ。家族写真としても人気が高く、訪れた記念にぴったりです。
ルームは比較的明るく設計されているので、スマホでも十分綺麗な写真が撮れます。
なぜ年齢制限があるのか?公式の意図を解説
ジブリパークがこのような年齢制限を設けている理由には、「小さな子どもたちに思いきり遊んでほしい」という意図があります。もし大人も体験できるとなると、人気が集中してしまい、子どもが自由に遊べなくなってしまうからです。
また、安全面でも小学生以下に限定することで、混雑時のトラブルを避けやすくなります。ネコバスはクッション製とはいえ、飛び跳ねたり座ったりする遊びが中心になるため、体の小さな子どもに特化した設計となっているのです。
ジブリパークでは、他にも子ども向けの展示や体験エリアが充実しているので、ネコバス以外でも存分に楽しめるコンテンツが盛りだくさんです!
ネコバス整理券の配布場所ともらい方のコツ
ジブリの大倉庫に入ったらまず受付へ
ジブリパークでネコバスを体験するには、当日「ジブリの大倉庫」に入館してからネコバスルームの整理券を受け取る必要があります。つまり、チケットでパークに入場できただけでは不十分で、現地での行動がカギとなるのです。
入館後すぐにネコバスルームに向かうと、スタッフが立っていて、混雑状況によっては「整理券を配布しています」と案内されます。特に混雑する日は、入館してすぐネコバス整理券を取りに行く人が多数いるため、迷わず直行することが大切です。
ネコバス目当ての方は、まず館内マップをチェックし、ネコバスルームの場所を把握しておきましょう。
整理券配布時間は何時から?何枚?
整理券の配布は、「ジブリの大倉庫」オープンと同時、つまり10時からスタートします。ただし、パークによっては入場を9時30分から始めることもあるため、早めの行動が安心です。
配布される整理券は、1日あたりの体験人数に応じて枚数が制限されています。公式には枚数は明かされていませんが、午前中でほぼ配布終了することが多いため、午前10時前には現地入りしておくのが鉄則です。
整理券には体験時間が記載されており、その時間帯にネコバスルームへ行くと、スタッフの案内でスムーズに体験できます。
土日祝は10時前に配布終了のことも!
特に注意したいのが、土日祝日や連休期間中の混雑です。この期間中はファミリー層の来園が多く、ネコバス目当ての子ども連れが早朝から並ぶ傾向があります。
実際に「開園30分後には整理券配布が終了していた」という報告もSNSで多数見られます。特に春休み、夏休み、冬休みなどのシーズン中は、9時〜9時15分にはパーク到着を目指すのがベストです。
入場列に並んでいる間に、他の家族が先に整理券を取りに行ってしまう…ということもありますので、代表者だけでも素早くネコバスルームへ移動するのがポイントです。
配布されない日もある?注意点まとめ
注意したいのは、すべての日に整理券が配布されるとは限らないという点です。来場者数が少ない平日などは、整理券を使わずに自由にネコバスルームを利用できる場合もあります。
一方で、当日にならないと整理券の有無は分からないため、早めの行動に越したことはありません。館内に入ったらまずスタッフに「ネコバスは整理券ですか?」と確認するようにしましょう。
また、整理券は子ども1人につき1枚必要なので、兄弟姉妹がいる場合は人数分の整理券を受け取る必要があります。保護者分は不要です。
整理券を逃した場合の代替プラン
万が一整理券が取れなかった場合でも、ジブリの大倉庫には他にも魅力的な展示がたくさんあります。「なりきり名場面展」「企画展示室」「ジブリの街並みエリア」など、フォトスポットや体験型展示が充実しているので、気持ちを切り替えて楽しむことができます。
また、ネコバスルームの外から見るだけでも十分に楽しめるため、写真撮影をメインに切り替えるのもアリ。どうしてもネコバスに乗りたい場合は、次回の来園時にリベンジを計画するのも良いでしょう。
ネコバス以外のジブリ乗り物体験まとめ
魔女の谷の“フライングマシン”とは?
2024年にオープンした「魔女の谷」エリアには、『ハウルの動く城』や『魔女の宅急便』の世界観を体験できる新しい展示や施設が増えています。その中でも注目されているのが、「フライングマシン(空飛ぶ機械)」の展示です。
これは実際に空を飛ぶわけではありませんが、ジブリ映画に登場する空飛ぶ機械たちの模型に触れたり、操縦席に座って写真を撮ったりできる体験展示となっています。特に『天空の城ラピュタ』や『紅の豚』の飛行機が好きな方にはたまらない空間です。
大人も体験できるブースなので、ネコバスに乗れなかった大人の方にもおすすめです。
「どんどこ堂」への登山体験
『となりのトトロ』の世界を体で感じられる「どんどこ森」エリアには、「どんどこ堂」と呼ばれる木造の展望台があります。このどんどこ堂へはちょっとした山道を登る必要があり、まるでトトロと一緒に森を探検しているような気分を味わえます。
子ども限定で、どんどこ堂の中に入ることができるのも魅力。大人は外観から眺めるだけですが、森の中を歩く道中も含めて、ジブリらしい自然との一体感を楽しむことができます。
自然散策好きなファミリーには、ぜひ体験してほしいアクティビティです。
メイちゃんの家の井戸ポンプ操作体験
「ジブリの大倉庫」内には『となりのトトロ』に登場する「サツキとメイの家」の一部が再現されています。中でも人気なのが、井戸ポンプの操作体験です。
実際にハンドルを押し下げて水をくみ上げる動きができるようになっており、昔の暮らしを体験することができます。この井戸ポンプは、子どもたちがワクワクしながら挑戦している様子が多く、親子で一緒に懐かしさを共有できるスポットとなっています。
写真映えもバッチリで、映画のワンシーンを再現したかのような1枚が撮れることで話題です。
ハウルの動く城・カルシファーの部屋再現
魔女の谷エリアでは、『ハウルの動く城』の内部空間を忠実に再現した展示が話題を呼んでいます。特に注目なのが、**「カルシファーのいる暖炉」**とその周辺の生活空間。
展示は見るだけですが、暖炉に実際に手をかざすと暖かい空気が出てくる仕掛けや、揺れる火のエフェクトなど、まるで本当にカルシファーが住んでいるかのような臨場感があります。
操作できる仕掛けこそありませんが、ハウルファンなら絶対に見逃せないスポットです。映画で見たあのキッチンを間近で見られる喜びは格別です。
写真OKなエリアでのジブリ乗り物ベスト3
ジブリパークでは写真撮影が可能なエリアも多く、特に「乗り物系」のフォトスポットは大人気。以下の3つは、ネコバスに乗れなかった人にもおすすめの写真映えスポットです。
順位 | スポット名 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | 魔女の谷 フライングマシン | 操縦席に座って写真OK |
2位 | どんどこ森 登山道&どんどこ堂 | ジブリらしい自然の風景と建物 |
3位 | ハウルの動く城 カルシファーの部屋 | 映画の再現度が高く雰囲気抜群 |
こうした乗り物体験や再現スポットは、ネコバスに乗れなかった場合でも十分に満足感を得られる要素です。子どもも大人も、ジブリの世界にどっぷり浸れる空間が広がっています。
まとめ
ジブリパークの「ネコバス体験」は、小さなお子さんにとって夢のようなひとときを過ごせる人気スポット。映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスに実際に触れて、乗って、遊べるという体験は、ジブリファンの子どもたちにとって一生の思い出になるはずです。
ただし、ネコバス体験には「小学生以下」という年齢制限があり、事前予約はできない点に注意が必要です。当日の入館後に整理券をもらう形式となるため、早めの行動と入館後の素早い動きがカギを握ります。
万が一整理券が取れなかった場合でも、ジブリの大倉庫や魔女の谷には他にも多くの“ジブリ的乗り物体験”や体感型展示が用意されています。ネコバスに乗れなくても、ジブリの世界を全身で感じる楽しみ方はたくさんあります。
家族で訪れる際は、しっかりと事前準備をしておくことで、ネコバス体験を含めたジブリパークの楽しみ方をより深く味わえるでしょう。
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