Boseのワイヤレスイヤホンといえば、高性能なノイズキャンセリングで有名ですが、最新モデルの「QuietComfort Ultra Earbuds」が登場したことで、どちらを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、前モデル「QC Earbuds II」との違いをスペック・音質・使い心地などあらゆる角度から徹底比較します。
買い替え検討中の方はもちろん、はじめてBoseイヤホンを選ぶ方にも役立つ、リアルで実用的な比較ガイドです。
QuietComfort Ultra Earbudsとは?まずは基本をおさらい
QuietComfort Ultra Earbuds(以下、Ultra Earbuds)は、Boseが2023年に発売した完全ワイヤレスイヤホンです。前作「QuietComfort Earbuds II」(以下、QC Earbuds II)の上位モデルとして登場し、音質・ノイズキャンセリング・操作性など複数の面でアップデートされています。
Boseってどんなブランド?信頼性は?
Boseはアメリカ発のオーディオブランドで、特にノイズキャンセリング技術において業界をリードしてきた企業です。航空機向けのヘッドセットから家庭用スピーカー、さらには自動車オーディオまで幅広く展開しています。高価格帯でありながら、その性能と安定性でプロから一般ユーザーまで厚い信頼を集めています。
QuietComfortシリーズの特徴とは
QuietComfortシリーズは、Boseの中でも特に「静寂と快適さ」を追求したラインナップです。ヘッドホン・イヤホン問わず、圧倒的なノイズキャンセリング性能と長時間使用しても疲れにくい装着感が特徴です。特にワイヤレスイヤホンのQCシリーズは、ビジネスマンや移動が多いユーザーに人気です。
Ultra Earbudsはどんな位置づけ?
Ultra Earbudsは、QC Earbuds IIの機能をベースにしつつ、「空間オーディオ」(Immersive Audio)と呼ばれる立体的な音場再現機能を追加したフラッグシップモデルです。従来の左右ステレオに加え、前後・上下の方向性まで再現することで、映画やライブ音源のような没入感を実現しています。
どんな人に人気があるのか?
Ultra Earbudsは、特に音質にこだわるユーザーや、動画・映画をよく観る人に評価されています。また、通勤やリモート会議用に「高性能なノイズキャンセリングイヤホンが欲しい」というビジネスパーソンからも人気があります。価格は高めですが、日常的にイヤホンを使う人ほど「買ってよかった」と感じるモデルです。
Ultra EarbudsとQC Earbuds IIの違い【スペック編】
ここでは、スペック面からUltra EarbudsとQC Earbuds IIの違いを比較していきます。
サイズ・デザインの進化ポイント
外観は大きく変わっていませんが、表面の素材感やカラー展開に違いがあります。Ultraはより高級感のあるメタリックな仕上がりで、つや消し加工が指紋を目立たせにくくしています。形状や装着感はほぼ同じですが、ケースの開閉が若干改良されており、使い勝手が良くなっています。
ノイズキャンセリング性能の比較
基本的なノイズキャンセリング性能は両モデルとも非常に高く、業界トップクラスです。ただしUltraでは、より自然で快適なキャンセリングを目指したチューニングが施されています。周囲の環境に応じて自動調整する機能がより精度を増しており、飛行機や電車などの低音ノイズに対する遮断性能がやや向上しています。
Bluetoothバージョン・接続の安定性
どちらのモデルもBluetooth 5.3に対応しており、接続の安定性や低遅延性は高いです。Ultraではマルチポイント接続がよりスムーズになっており、スマホとPCの切り替えが素早くできるようになりました。日常使いでのストレスが少なくなった点は見逃せません。
対応コーデック(AAC, aptX Adaptiveなど)
QC Earbuds IIはSBCとAACのみ対応でしたが、Ultraでは新たにaptX Adaptive(※Android限定)に対応しています。これにより、より高音質で低遅延な音声再生が可能になっています。Androidユーザーにとっては大きな利点と言えるでしょう。
バッテリー持ちと充電時間の差
両モデルともイヤホン単体で約6時間、ケース込みで最大24時間前後の再生が可能です。ただし、UltraはImmersive Audioをオンにすると若干バッテリーの持ちが短くなる傾向があります。充電時間は大きく変わらず、急速充電にも対応しています。
実際の使用感はどう違う?【音質・装着感・操作性】
ここでは実際に使ったときの「感じ方」にフォーカスして比較します。
音質の違い:立体音響「Immersive Audio」の影響
Ultra最大の特徴は、Bose独自の立体音響技術「Immersive Audio」の搭載です。これにより、音が耳元で鳴っているのではなく、まるで目の前や後ろ、上から響いてくるような立体的な音場が再現されます。通常の音楽再生では subtle な変化ですが、映画やライブ音源、臨場感のあるジャンルでは大きな違いが体感できます。
フィット感の違いとイヤーチップの改良点
イヤホン自体の形状は似ていますが、Ultraではイヤーチップの素材がやや柔らかくなり、より密着感が増しています。長時間使用しても耳が痛くなりにくく、遮音性も向上しています。また、安定してフィットするため、運動中でも外れにくくなっています。
タッチ操作やアプリ連携の使いやすさ
Bose Musicアプリとの連携はどちらも可能ですが、Ultraでは操作レスポンスが改善され、タッチ操作の精度も向上しています。特に音量調整のスライド動作がより自然になっており、操作ミスが減ったと感じるユーザーも多いです。
外音取り込みモードの進化
Ultraでは「Awareモード」がよりナチュラルに進化。外部の音を取り込む際のホワイトノイズが軽減され、まるでイヤホンをしていないかのような開放感を感じられます。屋外での安全性や会話のしやすさが向上しており、通勤・通学でも安心して使える仕様になっています。
通話品質や風切り音の抑制性能
マイク性能も強化されており、特に通話中の風切り音や雑音を抑える機能が向上しています。通話品質自体は両モデルとも高水準ですが、Ultraではさらにノイズ抑制のアルゴリズムが洗練されており、屋外でもクリアな声を届けやすくなっています。
買うならどっち?Ultra vs QC Earbuds II
両モデルを比較して、「結局どちらを選べばいいのか?」という視点で整理していきます。
性能の差に対する価格差は妥当?
Ultra EarbudsはQC Earbuds IIに比べて約5,000円〜8,000円ほど高価に設定されています(販売時期や店舗により異なります)。価格差に見合う主な機能差は「Immersive Audio」とaptX Adaptive対応、そして細かな操作性の向上です。音質や機能に敏感なユーザーにとっては納得の差ですが、「とにかくノイズキャンセリングが良ければOK」という方にはQC Earbuds IIでも十分な性能があります。
長く使うならどちらがコスパ良い?
長期的に見ると、より新しいUltra Earbudsの方が対応コーデックやソフトウェア面でのアップデート継続性が期待できます。特にAndroidユーザーはaptX Adaptiveが活きる場面が多く、Ultraのほうが今後も快適に使える可能性が高いです。一方、QC Earbuds IIも依然として高性能なため、予算を抑えつつ高品質を求める人には良い選択肢です。
イヤホン初心者におすすめなのは?
初心者には、より安価でシンプルに使えるQC Earbuds IIがおすすめです。必要十分な性能があり、アプリの操作もわかりやすく、満足度は高いでしょう。一方で、音楽や映像を趣味として深く楽しみたい方にはUltraが真価を発揮します。どちらを選んでも失敗することは少ないですが、「自分が何を重視するか」を明確にすることがポイントです。
音質重視・没入感重視で選ぶなら?
音質の好みによりますが、「音の広がり」や「ライブ感」を重視するならUltra一択です。Immersive Audioは、まさに映画館のような空間演出を実現してくれます。QC Earbuds IIも十分高音質ですが、あくまでステレオ感覚の中での表現に留まります。音の包まれ感や奥行きが欲しいなら、Ultraを選ぶ価値があります。
今から買うならどちらを選ぶべきか?
これから購入するなら、少し予算を上げてでもUltraを選ぶのが無難です。理由は3つあり、
- 新機能の追加(Immersive Audio、aptX Adaptive)
- 操作性や快適性の微細な向上
- 将来的なソフトウェア更新への対応力
これらを加味すると、「長く使う」ことを前提とした選択肢としてUltraの優位性は高いと言えるでしょう。
買う前に知っておきたい注意点&選び方のコツ
最後に、購入時に見落としがちな注意点や、より満足度の高い選び方について解説します。
Ultra EarbudsはAndroidと相性が良い?
Ultra EarbudsはaptX Adaptive対応のため、Androidスマホとの相性がより良くなっています。一方で、iPhoneユーザーはAAC接続になるため、音質の恩恵はそこまで大きくありません。iPhoneユーザーで空間オーディオを求めるならAirPods Proの選択肢も一考の余地があります。
対応していない機能や落とし穴は?
Ultra Earbudsは空間オーディオ対応をうたっていますが、これは「Bose独自の処理」によるものであり、Apple MusicやNetflixの公式Dolby Atmosとは別物です。また、Immersive Audioは常に有効にすることはできず、バッテリー消費も増えるため使用シーンを選ぶ必要があります。
購入先による保証や特典の違い
Bose公式ストア、家電量販店、Amazonなどで購入できますが、公式ストアでは延長保証や純正アクセサリー付きのキャンペーンがある場合もあります。価格だけでなく、保証内容やポイント還元の有無も含めて検討するのが賢い選び方です。
Bose公式とAmazon、どちらで買うべき?
価格が同じなら公式サイトでの購入がおすすめですが、Amazonで頻繁に行われるセールを狙うのも一つの手です。特にプライムデーやブラックフライデーなどでは、1万円近く値引きされることもあります。どちらを選ぶかは、「価格 vs 保証・サポート」で判断しましょう。
ケースの大きさや携帯性はどうか?
ケースサイズは両モデルほぼ同じですが、どちらもポケットに入れるにはやや大きめです。持ち歩きにはカバンやポーチが必須となるサイズ感なので、極小サイズのイヤホンケースに慣れている人は注意が必要です。ただし、その分バッテリー容量が大きく、外出時も安心して使えます。
まとめ
Bose QuietComfort Ultra Earbudsは、前作QC Earbuds IIをベースに音質と体験価値を高めた上位モデルです。両者の主な違いは以下の通りです。
| 比較項目 | Ultra Earbuds | QC Earbuds II |
|---|---|---|
| 音質 | 立体音響「Immersive Audio」搭載 | 通常の高音質ステレオ |
| ノイズキャンセリング | 高精度で自然な制御 | 十分に強力 |
| 対応コーデック | AAC, SBC, aptX Adaptive | AAC, SBC |
| 操作性 | よりスムーズなタッチ操作 | 標準的な操作感 |
| 価格帯 | やや高め | 若干安価 |
「とにかく高品質なサウンド体験をしたい」「空間オーディオを楽しみたい」という方にはUltraがベスト。
一方で「基本性能だけでいい」「コスパ重視」という方にはQC Earbuds IIでも十分満足できる選択肢です。
どちらを選んでも、Boseならではの静寂とクリアな音質は手に入ります。
あとは、あなたの使い方と価値観に合わせて、最適な1台を選んでください。

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