「殺虫剤を使わずにゴキブリを退治できたらいいのに…」
「子どもやペットがいるから、できるだけ安全な方法がいい」
そんな悩みを持つ方に今注目されているのが、**食品にも使えるアルコールスプレー『パストリーゼ77』**です。キッチンや食材にも安心して使えるほどの安全性でありながら、「ゴキブリにかけたら動かなくなった!」という口コミも多数。
本記事では、パストリーゼでゴキブリが本当に退治できるのか?その理由や効果的な使い方、殺虫剤との比較、安全に使うための注意点までをわかりやすく徹底解説します。
パストリーゼはゴキブリ退治に使える?仕組みと実際の効果
アルコールでゴキブリが死ぬ理由
意外に思われるかもしれませんが、**高濃度のアルコールはゴキブリの駆除に一定の効果があります。**その仕組みは、ゴキブリの「気門(呼吸器官)」にアルコールが入り、窒息させることによるものです。
ゴキブリは口で呼吸しているわけではなく、体の側面に小さな穴(気門)から酸素を取り入れています。ここにアルコールが入り込むと、空気が取り込めなくなり、呼吸困難を起こして死に至るわけです。
また、アルコールには「油を分解する性質」があるため、ゴキブリの体表を保護している油分が奪われてしまい、結果として体温の維持ができず弱る・死ぬという報告もあります。
ただし、殺虫剤のように「確実に一撃で倒せる」というレベルではありません。適切な使い方をしないと、逃げられる可能性も高いため、タイミングとスプレーのコツが重要です。
パストリーゼはなぜ効果があると言われている?
パストリーゼはアルコール濃度77%の高濃度スプレーで、食品にも使えるほど安全性が高いことから、殺虫剤の代用として使われることもあります。
SNSやブログでも「パストリーゼでゴキブリ退治できた!」という体験談が多く投稿されています。その理由は以下の通りです:
- アルコール濃度が高く、呼吸器に作用しやすい
- 液体が勢いよく噴射されるため、物理的にダメージを与えられる
- 界面活性剤などが入っていないため、床や壁がベタつかない
また、殺虫剤のような強いニオイがないため、キッチンや寝室でも使いやすいという点でも注目されています。
とはいえ、パストリーゼはあくまで「除菌用スプレー」であり、殺虫剤として開発されたものではありません。ゴキブリにピンポイントで当てる必要があるため、正確なスプレー操作が求められます。
実際に退治できた人の体験談まとめ
ネット上の口コミやレビューを調べると、実際にパストリーゼでゴキブリ退治に成功したという声は多数あります。以下、代表的な体験談をまとめてみました。
- 「寝室に出た小さいゴキにパストリーゼをかけたら、1分ほどで動かなくなった」
- 「流し台に出たヤツに慌ててスプレーしたら、逃げずにその場でもがいて死んだ」
- 「殺虫剤はニオイがきついから、パストリーゼで代用してる」
- 「子どもがいるから殺虫剤は使いたくない。これで十分代わりになってる」
一方で、「黒くて大きいゴキブリには逃げられた」という声もあるため、必ずしも万能ではないことに注意が必要です。
市販の殺虫剤と何が違うのか
パストリーゼと市販のゴキブリ用殺虫剤の違いは、大きく分けて以下の点にあります:
項目 | パストリーゼ | 市販殺虫剤(例:ゴキジェット) |
---|---|---|
主成分 | 高濃度アルコール | ピレスロイド系・有機リン系など |
致死力 | 弱め(当たり所次第) | 強力で即効性あり |
安全性 | 食品にも使える | 使用後の換気が必要 |
ニオイ | ほぼ無臭 | 強い刺激臭あり |
用途 | 除菌・防腐 | 昆虫駆除専用 |
つまり、即効性や確実性では市販の殺虫剤に軍配が上がるものの、安全性や汎用性ではパストリーゼが優れています。
家庭の状況(子ども・ペットの有無)によって、使い分けるのがベストな方法です。
効果を得るための正しい使い方とは?
ゴキブリにパストリーゼを使う際のポイントは以下の通りです:
- 20cm以内の距離から直接命中させる
- 動きが鈍くなったところでさらに追加噴射
- 1〜2分ほど様子を見て、動きが止まったら処理
特に重要なのは、**「できるだけ至近距離でしっかり噴射」すること。**霧状だと届かないことがあるため、ある程度の勢いで液体がかかるように調整しましょう。
また、スプレーした後に動かなくなったとしても、完全に死んだとは限らないため、必ず確認してから処理するようにしてください。
パストリーゼ vs 殺虫剤|メリット・デメリットを比較してみた
即効性・効果の強さを比べる
ゴキブリ対策で最も求められるのが「すぐ効くかどうか」ですよね。結論から言うと、即効性では殺虫剤に軍配が上がります。
市販のゴキブリ用殺虫剤(例:ゴキジェットプロ)は、ピレスロイド系などの強力な神経毒を含み、一瞬で神経をマヒさせて動きを止める効果があります。ノズルの勢いも強く、遠くにいるゴキブリにも命中しやすいです。
一方、パストリーゼはあくまで高濃度アルコールなので、呼吸を妨げたり体表を乾燥させることで効果を出すタイプ。命中しても、種類や大きさによってはすぐには死なず、数秒〜数分かかることもあります。
したがって、「即効で確実に倒したい」場合は殺虫剤、「急場しのぎや小型ゴキブリならなんとかなる」という程度であればパストリーゼでも対応可能です。
安全性や使用後のニオイは?
殺虫剤の大きなデメリットは刺激臭と有害成分の残留です。使った後に部屋にニオイがこもったり、小さなお子さんが触れたり吸い込んでしまう心配もあります。
その点、パストリーゼは食品にも使用できるほどの安全性があるため、ニオイも残らず安心です。噴霧したあとすぐに揮発し、ベタつきやニオイもほとんどありません。
比較項目 | パストリーゼ | 殺虫剤 |
---|---|---|
ニオイ | ほぼ無臭 | 強い・長時間残る |
有害性 | ほぼなし(飲用不可) | 強い(換気必須) |
安心感 | 子ども・ペットにも安心 | 誤飲・吸引の危険あり |
特にキッチンや寝室など、食べ物や布団がある空間での使用を考えると、パストリーゼの方が圧倒的に使いやすいと言えるでしょう。
子ども・ペットがいる家庭でも安心?
パストリーゼは、アルコールと純水のみで構成されており、香料・界面活性剤・防腐剤などの添加物を一切含まない製品です。
そのため、以下のような家庭環境でも比較的安心して使えます:
- 赤ちゃんがいる
- ペット(犬・猫・小動物など)と同居している
- 食品や調理器具の近くでも使いたい
もちろん、使用中は子どもやペットがアルコールミストを吸い込まないように注意は必要ですが、殺虫剤ほどのリスクはありません。
「ゴキブリは退治したいけど、強力な薬剤を家の中に撒きたくない…」という方には、パストリーゼはとてもありがたい存在です。
コスパや入手のしやすさ
価格で比較すると、パストリーゼはやや高価に見えるかもしれません。しかし、殺虫専用ではなく、除菌・消臭・掃除・保存など多用途で使える点を考慮すると、コストパフォーマンスはむしろ高いと言えます。
製品 | 平均価格 | 使用回数 | 用途 |
---|---|---|---|
パストリーゼ(500ml) | 約1,000円前後 | 数百回 | 除菌・掃除・防腐・殺虫(代用) |
殺虫剤スプレー(300ml) | 約600〜800円 | 数十回 | ゴキブリ退治専用 |
また、パストリーゼは多くのスーパー、ドラッグストア、ネット通販などで手に入りやすく、詰め替え用も販売されているため継続的に使いやすい点でもメリットです。
一方、殺虫剤は「特定の季節にしか使わない」「赤ちゃんがいると使いにくい」といった制限があるため、用途の広さではパストリーゼが優位です。
ゴキブリの「逃げ足」に対応できるか?
ゴキブリのすごいところは「異常なスピードで逃げること」です。特に大型のクロゴキブリは、スプレーを構える間にサッと隙間に消えてしまうことも。
この点では、殺虫剤の方がノズルの勢いが強く、多少離れた距離でも届きやすいという利点があります。
一方、パストリーゼはノズルによっては霧状で届きにくく、正確な命中が求められるため、「咄嗟の対応」には少し不向きです。
そのため、パストリーゼを使うなら:
- 事前にノズルを「ジェット状」に切り替えておく
- 夜間の活動時間帯に備えて枕元やキッチンに常備
- 「逃げ場がない」状況で使う(浴室や流し台など)
などの工夫が必要です。
パストリーゼでゴキブリ退治するときの注意点とNGな使い方
火気厳禁!絶対にやってはいけないこと
パストリーゼはアルコール濃度が77%もあるため、非常に引火性が高い製品です。殺菌力が高いというメリットの裏側には、火のそばで使うと非常に危険というデメリットがあります。
そのため、次のような使い方は絶対に避けてください。
- コンロの火がついたままのキッチンでスプレー
- 電子レンジやトースターの近くで噴霧
- タバコを吸いながらの使用
アルコールは気化しやすく、火があると気化したアルコールに引火→一気に燃え広がるという事故につながります。
使用前後は必ず火を消し、風通しのよい場所で使うことが大前提です。
「殺虫剤より安全そう」と思って油断しがちですが、火に対しては殺虫剤以上に注意が必要なので、この点だけは絶対に覚えておきましょう。
使ってはいけない場所・状況
パストリーゼは万能ではありません。以下のような場所で使用すると、思わぬトラブルを引き起こすことがあります。
NGな場所・状況 | 理由 |
---|---|
家電製品の近く | ショートや故障の原因になる可能性あり |
塗装された家具や床 | アルコールで塗装が剥がれる場合がある |
漆器や革製品 | 変色・ひび割れの原因になる |
ペットや赤ちゃんがすぐ触れる場所 | 舐めたり触れたりしてしまう危険性 |
特にゴキブリが出やすい場所(流し下の収納、電子レンジの裏、冷蔵庫周辺)などは、電気系統や塗装面が多いため、噴霧する方向や量には細心の注意が必要です。
どうしても心配な場合は、紙や布にスプレーしてから拭き取る形で使うのが安全です。
アルコールで床や壁が変色することも?
意外と知られていない落とし穴がこれです。
アルコールは一部の木製床材・塗装面・壁紙・家具の表面に反応して、白く変色したりツヤが消えたりすることがあります。
実際にネット上でも、
- 「フローリングに白い跡が残ってしまった」
- 「キッチンの木製扉がまだら模様になった」
という口コミがあります。
もしゴキブリにスプレーして周囲に飛び散った場合は、できるだけ早く乾いた布で拭き取ることが大切です。
また、使う前に目立たない場所で少量テストしておくと安心です。
とくに賃貸物件に住んでいる方は注意が必要です。変色や塗装はがれがあると、退去時に修繕費用が請求されることもあるので要注意です。
小さな子どもやペットがいる場合の注意
パストリーゼは食品にも使えるほど安全な成分でできているとはいえ、使い方を間違えれば事故につながることもあります。
小さな子どもがいるご家庭では、
- スプレー後すぐに触れさせない(乾くまで待つ)
- スプレーボトルを子どもの手が届かない場所に置く
- 間違って吸い込まないように、使用中は近づけない
といった配慮が必要です。
また、ペットがいる場合は、
- スプレーした床をすぐに歩かせない
- ペットの餌やトイレ周辺では使用を避ける
- 噴霧中はケージに入れる or 別室に移動する
など、誤飲や皮膚接触を防ぐための対策が欠かせません。
アルコールが完全に揮発すれば安全ですが、**「揮発前=危険な時間帯」**と考えて、使用後の1〜2分は人や動物を近づけないようにしましょう。
使用後のお掃除方法もチェック
ゴキブリにスプレーしたあとは、当然その死骸の処理も必要になります。
このとき、「パストリーゼで退治=無害」という認識で素手で触ってしまうのはNGです。
ゴキブリはさまざまな雑菌やウイルスを持っており、死んだあともそれらが体表に残っている可能性があります。
安全に処理するための手順:
- ティッシュや割り箸でつまんでビニール袋に密封
- その周辺をパストリーゼで再度スプレーして拭き掃除
- 掃除に使った布やティッシュも密封して処分
また、スプレーによって床が滑りやすくなることもあるので、お子さんやお年寄りがいる家庭では特に注意しましょう。
実はゴキブリ予防にも?パストリーゼの意外な使い方
ゴキブリが嫌うニオイとは?
ゴキブリはとても鼻が敏感な昆虫で、特定のニオイを嫌う習性があります。
一般的にゴキブリが嫌うとされているニオイは以下の通りです。
- ハッカ(ミント系)
- ヒノキやユーカリなどの精油
- 柑橘系(レモン・グレープフルーツ)
- アルコール
そう、アルコールもゴキブリにとっては強い刺激臭となり、嫌がるニオイの1つです。
このため、パストリーゼを台所や流し下などにスプレーしておくことで、**ゴキブリを「寄せつけにくくする効果」**が期待できます。
とくに、ゴキブリが好んで住みつく湿気の多い場所(キッチンシンク下・洗面所の収納など)では、週に数回スプレーしておくだけで予防効果が出るという声もあります。
キッチンや排水口の除菌で間接的に予防効果
ゴキブリは、食べカスや油汚れなど「人間が気にならないほどの汚れ」をエサとして繁殖します。
つまり、ゴキブリ対策には「エサになるものを減らす」ことが何より大切です。
ここで活躍するのがパストリーゼ。
以下のような場所に使うことで、雑菌の除去+ゴキブリのエサ断ちができるんです。
- キッチン台の拭き掃除(油はね、食べカスの除去)
- 排水口のまわり(ヌメリ除去と除菌)
- ゴミ箱のフタ・内側
- 冷蔵庫のパッキンやドアポケット
これらの場所に毎日〜数日に1回スプレー&拭き取りを行うだけで、ゴキブリが寄りつく要因を減らすことができます。
雑菌やニオイの元を減らすことで、ゴキブリだけでなくコバエやカビの対策にもなるので、一石三鳥です!
ゴミ箱や床の清掃でエサになるものを断つ
ゴキブリは非常に「しつこい」虫で、段ボールのカス・髪の毛・食べ残しの脂分など、なんでもエサにしてしまいます。
特に多いのが「ゴミ箱からの侵入」と「床に落ちたわずかな汚れ」です。
その対策として、パストリーゼを以下のように活用することができます:
- ゴミ箱のフタや中を週1回スプレー&拭き取り
- ゴミ袋を変えるたびにスプレーして除菌
- 食事後の床(特に子どもが食べこぼす範囲)に軽く噴霧して拭く
こうすることで、ゴキブリの好むニオイやエサを徹底的に断つことができます。
また、パストリーゼは「無香料」なので、人工香料が苦手な方でも使いやすいのも嬉しいポイントです。
市販の忌避剤と組み合わせる方法
「パストリーゼだけではちょっと不安…」という場合は、市販のゴキブリ忌避剤(撃退系ではなく寄せつけないタイプ)との併用がおすすめです。
以下のような場所での組み合わせが効果的です:
場所 | パストリーゼ | 忌避剤 |
---|---|---|
シンク下の収納 | 除菌・ニオイ除去 | ミント系忌避剤 |
ゴミ箱の周辺 | 拭き取り掃除 | ゴキブリよけシート |
ベッド下・押入れ | 湿気と臭い対策 | 粘着トラップ+忌避スプレー |
こうすることで、物理的にゴキブリの侵入経路を絶ち、住みにくい環境を作ることができます。
パストリーゼで掃除をしたあとに、忌避剤を設置するだけでも効果アップが期待できますよ。
ゴキブリが出やすい家の特徴と対策
最後に、ゴキブリが特に出やすい家の特徴と、それに合わせたパストリーゼの活用法を紹介します。
ゴキブリが出やすい環境 | パストリーゼの対策例 |
---|---|
古い建物で隙間が多い | 床・壁の隅を定期的に除菌拭き掃除 |
湿気が多いキッチン | シンクや排水溝にスプレーして除菌 |
子どもの食べこぼし | 毎食後に床をスプレー&拭き掃除 |
ゴミを溜めがち | ゴミ箱内部の除菌と頻繁な掃除 |
食器や調理器具を出しっぱなし | 使用後すぐ洗って乾かし、保管前にスプレー除菌 |
このように、「出る前に対策する」ことで、ゴキブリとの遭遇率を大きく下げることが可能です。
ゴキブリ対策としてのパストリーゼ活用Q&Aまとめ
本当に殺せるの?成功率は?
「パストリーゼでゴキブリは本当に退治できるの?」という疑問、よくありますよね。
結論から言うと、サイズや命中精度によっては可能ですが、100%ではありません。
特に小型のチャバネゴキブリや、まだ若い個体(成虫でないもの)には、十分な量のスプレーで致死効果が期待できるという声が多いです。
一方、黒くて大きなクロゴキブリや飛ぶタイプには、命中しても即死しないことが多く、取り逃がす可能性も高いです。
成功率を上げるコツは:
- 至近距離(15cm以内)から噴射
- 1プッシュではなく連続してかける
- 動かなくなっても追加スプレーでとどめを刺す
このように、「素早く・正確に・十分な量」を意識することで、実践的な退治アイテムとして機能する可能性が高まります。
黒い大型ゴキブリにも効く?
大型のゴキブリに対しては、パストリーゼだけでは致死まで至らないこともあります。
スプレーが命中しても、体の大きさゆえにアルコールが十分に作用せず、気門をふさぎきれなかったり、動きが鈍くなるだけで逃げられるといったケースが多いです。
ただし、アルコールの影響で一時的にひるんだり動きが止まることはあるため、その間に処理するチャンスは生まれます。
最も効果的なのは、
- スプレー → すぐにティッシュ or 割り箸でつまんで処理
- 逃げ道がない場所に追い込んで噴射
といった、“とどめ”を自分でさす覚悟のある人向けの使い方です。
どうしても怖い・処理が苦手な方は、やはり殺虫剤やトラップと併用するのがベストです。
外で見つけたゴキブリにも使える?
はい、屋外で見つけたゴキブリにもパストリーゼは使用可能です。
特に玄関・ベランダ・ゴミ出し周辺など、家の中に入ってくる前に対処するのはとても有効な手段です。
ただし、屋外で使う場合は以下に注意しましょう:
- 風が強いとスプレーが拡散して命中しにくい
- 火気の近くで使用しない
- 周囲にペットや子どもがいないことを確認
また、スプレー後に死骸が地面に残ると、他の虫(アリ・ダンゴムシなど)が集まることもあるため、できればその場で回収・処分するのが望ましいです。
玄関前に週1で軽くスプレーしておくだけでも、侵入を予防できたという報告もあります。
他に代用できるアルコールスプレーは?
パストリーゼ以外でも、以下のような高濃度アルコール(70%以上)のスプレー製品であれば、ある程度の効果は見込めます。
商品名 | 特徴 |
---|---|
ドーバー パストリーゼ77 | 食品にも使える/安全性◎/効果実績多数 |
ケンエー アルコールスプレー | 薬局で買える/安価/ややにおいあり |
ウイルス対策用のエタノール製品 | 成分次第で可/必ず「食品にも使える」か確認を |
ただし、「手指用の消毒ジェル」は粘度が高く、ゴキブリにうまく命中しなかったり、殺虫目的には不向きなことが多いです。
パストリーゼは霧と液体の中間のようなちょうど良い噴射で命中しやすいという特長があるため、ゴキブリ対策では特に扱いやすい選択肢と言えるでしょう。
「殺虫剤使いたくない派」におすすめの方法は?
「子どもやペットがいるから、殺虫剤を使いたくない…」という人には、以下のような**“やさしい”ゴキブリ対策の組み合わせ**がおすすめです。
- パストリーゼで掃除・スプレー(除菌・予防)
- ミント系や柑橘系のゴキブリ忌避剤を配置(寄せつけない)
- ホウ酸団子などのベイト剤をキッチン周辺に設置(食べさせて退治)
- すきまテープやネットで物理的侵入を防ぐ(出入り口を断つ)
この4つを組み合わせれば、殺虫剤を使わなくても十分な効果を発揮できます。
特に小さなお子さんがいるご家庭や、ペットのいる家では、安全と効果のバランスを取るには「パストリーゼ+忌避剤+掃除」が最も現実的な選択肢です。
パストリーゼは本来、食品やキッチン周りの除菌を目的とした高濃度アルコールスプレーですが、その高い即効性と安全性から「ゴキブリ退治にも使える」と話題になっています。
実際に、小型のゴキブリに対しては十分な効果があるという体験談も多く、殺虫剤の代用として使用している人も少なくありません。ただし、黒くて大きなゴキブリや動きの素早い個体には、確実に仕留めるのは難しいケースも。
また、即効性では殺虫剤に劣るものの、食品や子ども、ペットのいる環境でも使いやすいという安心感はパストリーゼならではの強み。スプレー後のニオイやベタつきがない点も高評価です。
さらに、ゴキブリの予防対策としても活躍しており、キッチンやゴミ箱の除菌・掃除に使えば、エサやニオイを断つことで「寄せつけない環境作り」にも貢献できます。
ただし、火気厳禁であることや使用場所の選定、床や壁の変色リスクなど、注意点もありますので、正しい知識と使い方を心がけましょう。
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