「花と光のテーマパーク」として知られる三重県のなばなの里は、四季折々の花々や冬のイルミネーションで大人気の観光スポットです。実はここ、障害者割引がかなり手厚く、安心して楽しめる施設としても注目されています。
今回は「なばなの里の障害者割引」について、料金や条件、付き添いの扱いからバリアフリー対応まで、気になる情報をわかりやすく解説！初めて行く方でも不安なく計画できるよう、知っておきたいポイントを完全ガイドします。
なばなの里とは？障害者割引を利用する前に知っておきたい基本情報
なばなの里ってどんな場所？
なばなの里は、三重県桑名市にある花と光のテーマパークです。四季折々の花が楽しめるほか、冬には全国でも有名なイルミネーションイベントが開催され、毎年多くの観光客が訪れます。園内には大きな温室「ベゴニアガーデン」や、季節の花畑、レストランやお土産ショップなどもあり、年齢を問わず楽しめる観光スポットとして人気です。
自然に囲まれた広々とした敷地は、のんびり散策するのにもぴったりで、家族連れやカップルだけでなく、福祉施設などの団体訪問にもよく利用されています。
アクセスや営業時間について
なばなの里へは、車や電車、バスなどでアクセス可能です。車の場合は、東名阪自動車道「長島I.C」から約10分。電車の場合は、近鉄「長島駅」から三重交通バスでアクセスできます。
営業時間は時期によって異なりますが、おおよそ午前9時から午後9時ごろまで営業しています。特にイルミネーションの時期（例年10月中旬〜5月）は、夜間の営業が長くなる傾向がありますので、事前に公式サイトで確認すると安心です。
季節ごとの主なイベント
- 春：桜やチューリップが満開
- 夏：あじさい、ユリ、ひまわりなどが咲く
- 秋：コスモス、ダリアが見どころ
- 冬：イルミネーションと光のトンネルが大人気
とにかく季節ごとの演出が豊かで、いつ行っても違った楽しみがあります。
一般料金の目安とその内容
通常の入場料（2025年10月時点）は以下の通りです：
| 区分 | 入場料金（※ベゴニアガーデン入園＋金券付き） |
|---|---|
| 大人（中学生以上） | 2,500円（1,000円分の金券付き） |
| 小学生 | 1,000円（500円分の金券付き） |
| 幼児（小学生未満） | 無料 |
※金券は園内のレストランや売店などで使用可能です。
なばなの里でのバリアフリー対応状況
なばなの里では、バリアフリー設備が比較的整っており、車いすでも安心して利用できるよう工夫されています。段差の少ない道やスロープ、バリアフリートイレなどが設置されており、障害のある方でも快適に過ごせるよう配慮されています。また、ベゴニアガーデン内も広々としており、車いすの利用にも対応しています。
障害者割引の内容と対象者は？どこまでが割引になるのかを解説
割引対象になる人とは？
なばなの里の障害者割引は、「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方が対象となっています。障害の程度（1級〜6級など）に関係なく、手帳を提示することで割引が適用されます。もちろん、どの都道府県で発行された手帳でもOKです。
具体的な割引料金はいくら？
障害者手帳を提示することで、通常料金2,500円のところが 1,250円（半額） になります。これは非常に大きな割引で、しかも1,000円分の金券も含まれていますので、実質250円で入園できるようなイメージです。これはかなりお得ですね。
同伴者・付き添いも割引になる？
嬉しいことに、障害者1名につき付き添い1名まで同じく 半額の1,250円 で入園できます。たとえばご家族や介助者の方と一緒に来園する場合も、費用の負担が軽減されて安心です。ただし、2人目以降の付き添いの方は通常料金となるので注意が必要です。
割引を受けるために必要なもの
障害者割引を受けるためには、必ず原本の障害者手帳を持参し、チケット窓口で提示する必要があります。コピーや写真、デジタル画像では対応していない場合がありますので、必ず現物を持っていきましょう。
また、本人確認を求められることもあるので、念のため身分証明書も一緒に持っていくと安心です。
割引が受けられないケースもある？
以下のようなケースでは、割引が適用されないことがあります：
- 障害者手帳を忘れた場合
- 電子チケット購入時に障害者割引を選択しなかった場合
- 同伴者が1名を超える場合（2人目以降は通常料金）
割引を受けたい場合は、必ず窓口で購入することをおすすめします。
チケットの買い方と注意点｜当日でもOK？事前予約は必要？
チケット売り場での購入方法
障害者割引を受けるには、現地チケット売り場での購入が基本です。到着したら入口付近の窓口に向かい、障害者手帳を提示しましょう。係員が内容を確認し、割引適用のチケットを発行してくれます。特に面倒な手続きはなく、スムーズに購入できます。
オンラインでは割引は受けられる？
現時点でなばなの里の公式オンライン予約サイトでは障害者割引に対応していません。ですので、事前にネットでチケットを購入してしまうと割引が受けられなくなります。オンラインでの購入は便利ですが、割引を希望する場合は避けましょう。
団体で行く場合の注意点
福祉施設や学校などの団体で訪れる場合も、障害者手帳の提示が必要です。人数が多い場合は、事前に施設に問い合わせて確認しておくと安心です。特別な団体料金やスムーズな入場対応をしてもらえることもあります。
混雑時期はいつ？避けるならこの時期！
特に混雑するのは以下の期間です：
- ゴールデンウィーク
- お盆期間
- イルミネーション初日や週末
- 年末年始
混雑を避けたい方は、平日の午前中がおすすめです。また、天候が悪い日は比較的空いている傾向があります。
冬のイルミネーション時期の特別ルール
冬のイルミネーション期間中（10月中旬～翌年5月）は、入場時間が夜間にずれることがあります。また、特別なチケットが必要な日もあるため、事前に公式サイトで営業日や時間、イベント内容をチェックしておきましょう。
現地で役立つ情報まとめ｜駐車場、トイレ、レンタル車いすなど
駐車場の場所と料金は？
なばなの里には、約5,700台収容可能な大きな駐車場が完備されています。普通車は無料で駐車可能なので、車で訪れる方にとってはとても便利です。園の入口から近い場所に駐車できれば、歩く距離も少なくて済みます。
また、園内イベント時などは混雑するため、係員の誘導に従ってスムーズに停めましょう。特にイルミネーションの時期や休日は、夕方以降に混雑するため、早めの来園が安心です。
障害者用駐車スペースの有無
もちろん、障害者専用駐車スペースも完備されています。園入口に近い位置にあり、車椅子の方や足が不自由な方にとって利用しやすい場所に設けられています。数に限りがあるため、確実に利用したい場合は早めに到着するのがおすすめです。
障害者手帳を車のダッシュボードに掲示するか、係員に提示すると案内してもらえます。
バリアフリートイレの設置状況
園内には複数箇所にバリアフリートイレが設置されています。広々としたスペースで、車椅子でも安心して利用できるよう工夫されています。トイレ内には手すりや緊急呼び出しボタンもあり、安心して使える設備です。
また、オムツ交換台も設置されている場所があり、介護が必要な方にも配慮されています。場所については、入園時に地図をもらうか、スタッフに聞くとすぐに案内してくれます。
車いすやベビーカーのレンタルは可能？
なばなの里では、無料で車いすをレンタルすることが可能です。数に限りがあるため、先着順となります。レンタル希望の方は、入園ゲートの総合案内所で手続きをしましょう。身分証の提示が必要な場合もあるので、準備しておくとスムーズです。
なお、ベビーカーもレンタル可能ですので、小さなお子さま連れにも優しい施設です。
サポートスタッフのサービスについて
園内には親切なスタッフが多数配置されており、困ったときは気軽に声をかけることができます。車いすでの移動時に手助けが必要な場合や、施設の場所がわからないときなど、しっかりと対応してもらえるので安心です。
また、イベント時には専用の案内スタッフも増員され、誘導や対応もスムーズに行われます。なばなの里は、障害のある方にも優しい観光スポットと言えるでしょう。
よくある質問（FAQ）｜付き添いは必要？ペットは？雨の日は？
障害者手帳がなくても割引できる？
残念ながら、障害者手帳を持っていない場合は割引対象外となります。手帳のコピーや写真も原則NGで、必ず原本が必要です。精神障害や発達障害など、外見でわかりにくい障害も含め、対象となるには手帳の提示が必須となります。
手帳を忘れてしまった場合は、通常料金での入場になりますので、忘れずに持参しましょう。
障害の種類で対応が違うことはある？
基本的には、身体障害・知的障害・精神障害のすべてが対象で、等級による差はありません。ただし、施設内での対応（段差の有無や案内の仕方など）は、障害の種類により必要な配慮が異なるため、希望がある場合は事前に相談するとスムーズです。
スタッフに声をかければ、できる限りのサポートを受けられます。
付き添いは1人まで？複数人は可能？
割引料金が適用される付き添いは1名までです。2人以上の付き添いの方は、通常料金となります。ただし、団体での訪問や特別な事情がある場合は、事前に相談することで柔軟な対応をしてもらえるケースもあります。
電話やメールで事前に確認しておくと安心です。
ペット同伴はOK？盲導犬は？
なばなの里では、一般のペットの同伴は不可となっています。ただし、盲導犬・介助犬・聴導犬は同伴可能です。これらの補助犬は身体障害者補助犬法に基づき、施設側も受け入れの義務がありますので、安心して一緒に入場できます。
盲導犬を連れている方は、入口で一声かけるとスムーズに案内してもらえるでしょう。
雨の日や悪天候の場合の対応は？
なばなの里は、雨の日でも営業しています。ただし、屋外施設が多いため、雨具や傘が必要になります。車いすを使用している方は、雨の日は滑りやすい場所やぬかるみに注意が必要です。
また、強風や台風などの悪天候時には、安全確保のため営業中止となる場合もあるため、公式サイトで最新情報を確認しましょう。
まとめ｜障害者割引を活用してお得に安心してなばなの里を楽しもう
なばなの里は、花と自然、そして幻想的なイルミネーションが楽しめる人気スポットです。そして、障害者割引が充実していることも大きな魅力の一つ。手帳の提示だけで本人と付き添い1名まで入場料が半額になるのは、非常にありがたい制度です。
さらに、バリアフリーの設備やスタッフの対応、駐車場の配慮など、障害のある方でも安心して訪れることができる環境が整っています。事前に少しだけ準備をしておけば、きっと快適で楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
旅行やお出かけの候補地として、なばなの里は非常におすすめです。割引をうまく活用して、自然と光の美しい世界を満喫してくださいね。
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